凄い時代になったもんだ。今世界のどれぐらいの人間がWeb上に参加しているのだろう?想像を絶するコミュニケーション。そして我々は自分達をプロパガンダするちんどん屋だ。
その源流は、江戸期の八人芸にも求められるが、明治期に関西で街頭宣伝をする「広目屋」または関東の「東西屋」を前身としたもので、大正期により少人数で出来るよう簡素化され、ドンドン飴屋の仮装などを取り入れたのが成り立ちらしい。戦時中には出征兵士の見送りに一役買うなど、民衆の生活にわけ入りながら、特異な化粧や服装、音などで、微妙な日常感と非日常感の縫い目をくぐってきたのである。
まさにホームページはちんどん屋そのものだ。現実と仮想世界の結び目。我々は許される限り自由な画像や音を用いセルフプロモーションする。題材もアイデンティティも自由。現実の煩わしいゲゼルシャフトにおさらばし、夜毎仮想のゲマインシャフトにうつつをぬかす為の立て看板なのだ。長きに亘ってコピーライターと広告代理店によって虐げられてきたちんどん屋的センスが、今甦る。まさに電脳曼陀羅。
このページは主に日々ぞくぞくと創られていく「電子商店」を集めたものである。日本ではまだまだECは普及していない。「買う人達」の水先案内、「売る人達」のささやかな宣伝になれれば幸いである。
それが私達「電脳ちんどん屋」の使命・宿命なのだから。